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第6回目企業人事の本音教えます~「gCストーリー株式会社 安部 孝之 氏」インタビュー

Posted On 2015.10.30

「きれいごとをしようじゃないか」。このメッセージを通し、徹底した人間性重視の採用活動を行うgCストーリー。今回は、管理部人事労務/広報課マネージャーの安部孝之さんに、企業と就活生がより深く相互理解し合うポイントなどについてお話しをうかがいました。


自己の成長でなく、人や社会への「貢献のための成長」を

2015年 働きがいのある会社に選ばれたgCストーリー株式会社

――まず、御社の事業内容を教えてください。

事業は大きく分けて3つあります。ひとつは、創業時から手掛けている施工事業です。全国4,300社の施工関連パートナーとのネットワークを活かし、チェーン本部向けの施工関連サービスを展開。例えば、全国に出店している携帯キャリアのロゴ変更の際に、店舗看板を全国で一斉に貼り換えるといった、施工を伴うプロジェクトをマネジメントしています。現在では、そのプロジェクトマネジメントのノウハウを活かし、太陽光・風力発電といった再生可能エネルギー設備を全国で設置するといった事業にも取組んでいます。

このほか、介護事業として、デイサービス型の介護施設を2店舗運営しているほか、ポータルサイト「mamoria(マモリア)」を通して様々な介護関連情報を発信しています。また、ヘルスサポート事業として、マクロビオティックに根差した食に関する事業を展開中です。同事業はもともと福利厚生の一環として、当社の社員向けにマクロビオティック給食を始めたのがきっかけだったのですが、現在では、企業向けのお弁当宅配サービスや一般のお客様向けの店舗運営も行っています。

――社風や社員さんの雰囲気を教えてください。

gCストーリーという社名の由来は、「『growth for Contribution(貢献のための成長)』を体現し、その『ストーリー(物語)』を作っていこう」というもの。貢献のための成長とは、自己の成長ではなく、人のため、社会のために貢献し、成長していこうという考え方なんです。これは当社が最も大切にしているもので、全社員が共有し、共感している文化と言えます。

社内の雰囲気については、よく「大家族主義」という言葉を使っています。全社員が人・社会への貢献のために成長するという考えのもと、きちんと相手を受け入れ、お互いに理解し、信頼し合っている、まさに大きな家族という雰囲気なんです。しかし、本当の家族でも、例えばタイミングによっては父親や母親のことが嫌いだったりとか、子供が反抗期になったりとかしますよね?時にはそんなこともあるんです(笑)。しかし、それでも家族は家族。社内全体がそういう雰囲気ですね。

全社員がワンフロアで働く、風通しのいいオフィス
(手前は社長の西坂氏)



「きれいごとをしよう」。人間性を重視し相互理解を図りたい


――新卒採用の方針と求める人物像について教えてください。

「きれいごとをしようじゃないか」というメッセージを投げかけてみて、これに共感し、向き合うことができる人であるかどうかが、当社の採用の基準であり方針です。具体的には、例えば、電車で人に席を譲らずにはいられない、おじいさんやおばあさんに道を聞かれたら教えてあげずにはいられないといった、そういう人間性を持った人物を求めています。

当社が実現したいことは、人や社会への貢献のために成長し、世の中を幸せにするということ。この考え方にしっかりとコミットしてくれることが重要だと考えているので、採用ではその方の人間性を徹底的に重視しています。

――求める人物をどのように見極めているのですか?

新卒採用では、1次選考でグループディスカッション、2次で当社社員が学生さんから質問を受ける逆質問(グループ面談)、3~6次で個別面接、最後に合宿を行うといったフローが基本で、合計7次選考まで実施しています。

それぞれの選考には、社歴や役職など関係なく全社員の中から面談・面接者を選定し、応対していて、1人の就活生当たり10~20人くらいの社員と会っていただいています。様々な社員に会っていただくことで、全社員に根付いている当社の理念・考え方を実感してもらうことができると思いますし、当社としても、より深く学生さんを理解することができると考えています。とにかく大切にしていることは相互理解を図るということなんです。

――面接の特徴やポイントなどを教えていただけますか?

特徴的なのは、志望動機は聞かないということですね。「きれいごとをしようじゃないか」というメッセージに対して、本気で向き合える人であるかどうかということを見極める上では、その方の人間性を理解し、当社の考え方を理解・共有してもらうことが重要なのです。この視点に立つと志望動機はあまり関係ないと考えているので、結果として、面接に臨む社員が誰も聞いていないのです。

そもそも、社会で働いたことがない学生さんに対して、「具体的な志望動機は?」と聞いて答えを求めるのはおかしいと思うんですよね。仕事の内容や果たすべき役割は企業側が努力して理解してもらうことであって、就活生に求めることではない。そんなことより、その方が何を想い、どんな考えを持っているのか、そういった部分を理解することが重要だと考えています。

就活は自分自身の人生を決める決断、しっかりと向き合って!


――このほかに面接の特徴はありますか?

もうひとつの特徴としては、エントリーシートの代わりにモチベーション曲線というものを書いてもらっていることですね。これは、その方自身の人生を振り返っていただいて、いつ、どんなことを経験し、そのときに自分のモチベーションがどう変動したかを曲線グラフにしてもらうというものです。3次選考以降の個別面接では、このモチベーション曲線をもとに様々なお話しをうかがうようにしています。

モチベーション曲線で重視しているのは、いつ、どうしてモチベーションが大きく変動したのかではありません。その事柄に対して、どういう想いや志があったのかといった背景を知りたいと考えています。

――具体的にどんな内容に注目されているのでしょうか?

例えばバイト先でリーダーになったとか、サークルで代表に就いたとか。一度、挫折を味わって立ち直り、現在はとても充実しているだとか。こういった書き方が就活必勝セオリーだと思われがちですが、そうではないです(笑)。

モチベーション曲線の書き方は基本的に自由なので、内容は人によって様々。バイトでの出来事を中心に書く方もいれば、彼女と別れたといったことを書く方もいます。重要なことは、それぞれの事柄に対面したときに、いったい何を想い、何を考えたかということなんです。


――安部さんご自身の就活経験を教えていただけますか?


私が就活生だったのは2004年のこと。当時は今とは全く逆で「自己成長」をテーマに、商社やベンチャー企業などを中心に就活していました。その頃よく「七つの習慣」(スティーブン・R・コヴィー 著)という本を読んでいましたね。今読んでも役に立つ本です。あと、おすすめは、「生き方-人間として一番大切なこと」(稲盛和夫 著)、アドラー心理学の「嫌われる勇気」(岸見一郎・古賀史健 著)などですね。自分を見つめることができる、すごくいい本だと思いますよ。

私は就活の結果、IT関連企業に入社したのですが、その後、転職を決意し、2012年に当社に入社しました。転職するタイミングで強く感じたことが、自分の人生の大半の時間を使う仕事に求めるものが自己成長って限りがあるなということだったんです。人生の終盤に差し掛かった時に果たして、自分のために欲しいものなんてあるんだろうか…?と。そんなとき、人のため、社会のために様々なことをやりたい、様々な人に出会えて良かったと思える仕事がしたいと考えて、転職を決断しました。

――最後に学生・就活生へのメッセージをお願いします。


就活って特にファーストキャリアにおいては、極端に言うと、これから40年先の人生を決めることだと思うんですね。もちろん、私のように転職するケースもあるわけですが、人生の長い期間を決断するということだと思うんです。だからこそ、一種のイベントとしてではなく、自分自身の人生を決める自分ごととして、しっかりと捉えて欲しいなと思います。

就活をしていると様々な外的要因にも見舞われます。結果によっては、時に挫折や劣等感を味わうこともあるかもしれませんが、嘆いている場合じゃないんです。自分が自分自身の人生を決断することが就活なんだときちんと向き合って、頑張って欲しいなと思います。



[企業情報]
gCストーリー株式会社
代表者:代表取締役社長 西坂 勇人
設立:2005年6月20日
住 所:〒135-0047 東京都江東区富岡2-11-6 長谷萬ビル 4F
事業内容:施工事業、介護事業、ヘルスサポート事業


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